一昨年の12月の頭以来。
彼。

韓国に「ドーーン」って着陸した、「ああ、来たんだ」彼の国。
こないだ来た時は初めての韓国だった。
でも今回は二回目。
見たことある風景。そうそう、この鏡の廊下・・・。

入国手続きを終えて出て、(どこ?)
一昨年は左側にいた・・・
歩きながら見回したら、真ん中に、彼がいた、一昨年みたいに笑顔で。

笑顔で。

その笑顔見たら、笑ってしまった。
渡韓に関して何も感じない、って思ってたのに。
とけた。私は、とけた。

足早に、柵をまわって、
思いっきり抱き合った。

そう、この顔、この声。この顔。この声。この匂い。
この匂い。とってもいい声。電話で聞いてたのに全然違う。
とってもいい声。



ソウル市内へのバスの中で、真ん中のしきりを下げて。
彼のひざにあおむけに頭をのせて。
ずっと、髪やひたいを撫でてくれてた。

彼と一緒に乗るバスは、好き。



一年以上会わないなりにいろんな事があって、
それだけに親密さも遠慮もなくなってた。
彼が私を可愛くて仕方ないって思ってくれてるのが
すごく伝わった。

ストリートで店先にぶたのぬいぐるみがあったんだけど、
ダーがそれを見て「Oh!marie~~~」って呼びかけて、
私がむくれて抗議して、ダーが笑って私を抱きしめる。

一緒に寝てて、起き上がった私がベッドから出ようと
中途半端な姿勢になってるところを「ドンッ」と押す。
私がコテンて倒れて振り向いて「何するのー」って顔したら、
また笑って抱きしめてよしよし撫でる。

感じ伝わるかな。
いるでしょ、そういうばかな幸せなカップルって。

二人で追いかけっこしたり、楽しかった。

セックスも、楽しかった。
彼には、ひらける。
感じてるふりなんかしなくていい。
ただ息をしてるだけでいい。

彼が好きだから、彼の体も心地よくさせてあげたい。

彼の体に触れて。

あなたの体を大切にする。

彼も、ずっとそういうふうに触れてくれた。

私をいかせようではなくて、私を興奮させようではなくて。

欲情より、愛情を感じる。
彼への愛情も、彼からの愛情も。

彼が、私の体を「マリエのものだから」愛してくれることは、
とても幸せ。

でも、ちゃんとデートのために自分をいい状態にしてたことも
セックスが楽しい理由の一つだと思う。
一年の間にすっかり伸びた、ちゃんと染め直した髪。
古いマスカラでなく、新しいマスカラで長くしたまつ毛。
すべすべの肌、細い腰。
巨ではないけど、enoughな、気に入ってる胸。
ふわふわ。

簡単に彼に抱え上げられる、華奢な自分の体が、私は好き。
ベッドでも簡単に動かせる、華奢な私の体を、彼は好き。

何年かして、体がたるんできても、
彼は同じように私を賞賛し愛してくれるのかなぁ。

やりすぎて挿入で痛みを感じてきてた私。
なかなかいかない彼は物足りない。
それは、いつものこと。

でも私は彼と一つになりたいし、彼も同じ。
でも「痛い思いはさせたくない。」
そぉっと入れて、ゆっくり、ゆっくり。

入れて動かしては痛みに耐え切れなくて
抜いてもらって、また入れて、の繰り返し。

申し訳なくって、
「ミアネ(ごめんね)」
「ケンチャナ!(いいよ!)」

なぜだか分からないけど、急に涙がこぼれてきた。
彼と自然に初めて韓国語で会話した。彼の国の言葉。
幸せだったし、苦しかったことも思い出した。
いまあたしはたいせつなひとと肌を合わせてる。
涙が押さえられなくて、
抱き合ったままおいおい泣いてしまった。
彼は「どうしたの」ってびっくりしてたけど。



とにかくすごく楽しい二泊三日でした。
カナダ時代の親友にも会ったし、彼の先輩に会ったり。
前に来た時より私も韓国語や韓国人、韓国料理に親しんでるし。
(korean townのあったトロント留学のおかげもある)
彼が仕事にいってる間、一人で街を歩き回ったり。
英語で事足りたけど、でも、
彼らの話す韓国語を少し聞き取ることも出来た。

前よりも楽しめた感じ。

もっといろんな書きたいこともあるんだけど、
文字数が怖いのでここらへんで終ります。M(__)M

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