HOSPITAL
2003年10月8日トロントで、に病院に行きました。
とても大きな病院で、まずどこに行けばいいのかって感じだった。
何がほしいかを話して、どこにいくかインフォで聞いて、
その場所に行ってみたら今度はイマージェンシーに行けって言われて、行ってみたら
「ここからは入れません、一旦外に出て○×ストリートからの出入り口から入ってください」
って書かれてて。
行き方を、そこらへんに居たドクターらしき人に聞いて、イマージェンシー部門(?)に行った。
まず受付みたいなところで、まず最初に、
耳に温度計入れて体温測られたり、
いくつかの質問に答えさせられた。
「そういえばここ(トロント)はSarsの
感染地域だったんだ」って事を思い出した。
こっちに来てからあまりにも普通の生活を
してたし、すっかり忘れてた。
トロントの病院には絶対行ってはなるまい、って
渡航前は思ってたのになぁ、とか思い出した。
すごく不安だった。
初めての場所、しかも大病院で、英語で、
頼る人もいなくて、しかも電子辞書なくしたからないし、
彼らの言ってることを理解できるのかも不安だったし、
これから何されるのかな、って。
白人がたくさんいて、「私は外国人だ」、ってなんとなく思って、
東洋人の人を見ると少しほっとしたりした。
いろんな手続きをして、そいで結局別の小さなクリニックを紹介してもらった。
その大病院だと110ドルもするって言われて。
「私は保険を持ってません」って言ったから。
保険はもちろん入ってたけど、後で親に
何で病院行ったのとかあれこれ聞かれるのが
うっとうしいから使いたくなかった。
「110ドルは高すぎる、このウォークインクリニックなら48ドルですむわよ」
って係りの女性が教えてくれて、
「場所を教えてもらえますか?」って聞いたら、
とても暖かい笑顔で”OK”って言ってくれて、
クリニックの電話番号と住所と地図を描いてくれた。
あんなにあれこれ手続きして結局何もしないで
大病院をあとにして、クリニックを探した。
駅員とかバスの運転手さんに聞きまくって、
ようやくたどりついた時は本当ほっとした。
そこのクリニックのドクターはとても暖かい人だった。
最後の生理はいつだった?とか何時ごろセックスしたの?とか避妊はしなかったの?とか色々聞かれた。
質問が一通り終わると、
不安な私の手をぎゅっと握ってくれて、
「大丈夫。君は妊娠してないよ」って言ってくれた。
とても柔らかくて厚くて大きな手のひらに
包み込まれて、私はほっとした。
いつ薬を飲むだとか色々指示をもらって、
そして診察が終わって診察室を出る頃には、
私はすっかり安心して笑顔が出るようになってた。
処方箋をくれて、診察料?を受付で払って、
今度はファーマシーに行った。
ファーマシーで、処方箋だけじゃなく名前と住所、電話番号を言わないといけなかったんだけど、
私が名前を言うと「あなた日本人?」って言われて、
そうですって言ったら
「『サヨナラ』私が知ってる唯一の日本語なのよ」って言われた。
とてもいい感じの人だった。
「中国人はたくさん知ってるけど、
日本人はほとんど見ないわね」とか言ってた。
確かに中国人はたくさんいる。韓国人も。
でも日本人はそんなにいないんだよね。トロント。
ほとんど見ない日本人が珍しかったのか何なのか、ディスカウントしてくれた。
25ドルしか支払わなかったのに、レシートみたら30ドルなの。
彼女は「安くしといたわよ」ってウインクしてくれた。
ありがとう、って私言った。
"do you know ARIGATO? it means Thank you"
「まあそうなの?」って喜んでくれた。
バイバイ、って私がレジを離れて、後ろのほうで「アリガト、アリガト」って練習してるのが聞こえた笑。
店を出た。
すごくいいお天気だった。
快晴。
あたたかかった。
道を横切ろうとした時に車が来てたからとまったら、”go ahead! you are so beautiful!”って、
腕にタトゥーだらけのお兄さんが笑って促してくれた。
歩いていて泣けて仕方なかった。
あたしはここが好きだって思った。
NYに行って以来、ここの人たちの親切さ、
治安の良さを自覚するようになった。
でもあたしは明後日にはもう帰らなきゃいけない。
気づくのが遅すぎた。
皮肉だって思った。
今日出会った人たちはみんな親切だった。
トロントの人たちは冷たいって思ってたけど、
あたしが知らなかっただけなんだ。
あたしが自分から心を閉ざしてただけなんだ。
天気がやたらよくて、気持ちいい日で、それがますます切なかった。
とても大きな病院で、まずどこに行けばいいのかって感じだった。
何がほしいかを話して、どこにいくかインフォで聞いて、
その場所に行ってみたら今度はイマージェンシーに行けって言われて、行ってみたら
「ここからは入れません、一旦外に出て○×ストリートからの出入り口から入ってください」
って書かれてて。
行き方を、そこらへんに居たドクターらしき人に聞いて、イマージェンシー部門(?)に行った。
まず受付みたいなところで、まず最初に、
耳に温度計入れて体温測られたり、
いくつかの質問に答えさせられた。
「そういえばここ(トロント)はSarsの
感染地域だったんだ」って事を思い出した。
こっちに来てからあまりにも普通の生活を
してたし、すっかり忘れてた。
トロントの病院には絶対行ってはなるまい、って
渡航前は思ってたのになぁ、とか思い出した。
すごく不安だった。
初めての場所、しかも大病院で、英語で、
頼る人もいなくて、しかも電子辞書なくしたからないし、
彼らの言ってることを理解できるのかも不安だったし、
これから何されるのかな、って。
白人がたくさんいて、「私は外国人だ」、ってなんとなく思って、
東洋人の人を見ると少しほっとしたりした。
いろんな手続きをして、そいで結局別の小さなクリニックを紹介してもらった。
その大病院だと110ドルもするって言われて。
「私は保険を持ってません」って言ったから。
保険はもちろん入ってたけど、後で親に
何で病院行ったのとかあれこれ聞かれるのが
うっとうしいから使いたくなかった。
「110ドルは高すぎる、このウォークインクリニックなら48ドルですむわよ」
って係りの女性が教えてくれて、
「場所を教えてもらえますか?」って聞いたら、
とても暖かい笑顔で”OK”って言ってくれて、
クリニックの電話番号と住所と地図を描いてくれた。
あんなにあれこれ手続きして結局何もしないで
大病院をあとにして、クリニックを探した。
駅員とかバスの運転手さんに聞きまくって、
ようやくたどりついた時は本当ほっとした。
そこのクリニックのドクターはとても暖かい人だった。
最後の生理はいつだった?とか何時ごろセックスしたの?とか避妊はしなかったの?とか色々聞かれた。
質問が一通り終わると、
不安な私の手をぎゅっと握ってくれて、
「大丈夫。君は妊娠してないよ」って言ってくれた。
とても柔らかくて厚くて大きな手のひらに
包み込まれて、私はほっとした。
いつ薬を飲むだとか色々指示をもらって、
そして診察が終わって診察室を出る頃には、
私はすっかり安心して笑顔が出るようになってた。
処方箋をくれて、診察料?を受付で払って、
今度はファーマシーに行った。
ファーマシーで、処方箋だけじゃなく名前と住所、電話番号を言わないといけなかったんだけど、
私が名前を言うと「あなた日本人?」って言われて、
そうですって言ったら
「『サヨナラ』私が知ってる唯一の日本語なのよ」って言われた。
とてもいい感じの人だった。
「中国人はたくさん知ってるけど、
日本人はほとんど見ないわね」とか言ってた。
確かに中国人はたくさんいる。韓国人も。
でも日本人はそんなにいないんだよね。トロント。
ほとんど見ない日本人が珍しかったのか何なのか、ディスカウントしてくれた。
25ドルしか支払わなかったのに、レシートみたら30ドルなの。
彼女は「安くしといたわよ」ってウインクしてくれた。
ありがとう、って私言った。
"do you know ARIGATO? it means Thank you"
「まあそうなの?」って喜んでくれた。
バイバイ、って私がレジを離れて、後ろのほうで「アリガト、アリガト」って練習してるのが聞こえた笑。
店を出た。
すごくいいお天気だった。
快晴。
あたたかかった。
道を横切ろうとした時に車が来てたからとまったら、”go ahead! you are so beautiful!”って、
腕にタトゥーだらけのお兄さんが笑って促してくれた。
歩いていて泣けて仕方なかった。
あたしはここが好きだって思った。
NYに行って以来、ここの人たちの親切さ、
治安の良さを自覚するようになった。
でもあたしは明後日にはもう帰らなきゃいけない。
気づくのが遅すぎた。
皮肉だって思った。
今日出会った人たちはみんな親切だった。
トロントの人たちは冷たいって思ってたけど、
あたしが知らなかっただけなんだ。
あたしが自分から心を閉ざしてただけなんだ。
天気がやたらよくて、気持ちいい日で、それがますます切なかった。
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